ブレイカーが落ちやすいのですが、どうしてでしょうか? |
ブレーカーが落ちる理由は次のことが考えられます。 ①主幹ブレーカー(一番大きなブレーカー)の容量を超えた電力量で使用されていた場合。 ②小ブレーカーの定格容量(通常は20A)を超える器具が使用されている場合 ③使用している器具または配線の何処かで漏電している場合 頻繁にブレーカーが落ちるのであれば、どのブレーカーが落ちるのかを良く見て下さい。主幹ブレーカーが落ちるのであれば①のケースと③のケースが疑われます。しかしながら、どちらも専用の計測機器が無ければ判定し難いものです。最寄りの電気工事業者か電力会社へ調査をご依頼頂く事をお勧めします。 ご家庭で判定し易い②の場合は主幹ブレーカーではなく小さな回路ブレーカーが落ちます。 このケースであれば単純に単一回路での過負荷(電気の使い過ぎ)ですから、落ちた瞬間に使用していた器具を別の部屋のコンセントでご使用頂く・・・などの工夫で問題は解消されます。 大食い機器の代表格は電子レンジやオーブンレンジ、トースター、そして掃除機やドライヤー、電気ストーブなどです。主に加熱系の機器が多いようですね。 また、これらの器具はタコ足配線になっていたら危険ですから、できるだけ単独でコンセントにつなぐよう心がけて下さい。 |
いきなりTVの映りが悪くなることがあるのですが、故障でしょうか? |
まずは、配線に「抜け」や「ゆるみ」がないかご確認してみて下さい。 配線に問題がなかった場合は、以下の事が考えられるかもしれません。 ① 建物の共用ブレーカーの遮断 夜間であれば外を見ていただき、建物の共用灯(外灯)が消えている場合は、共用ブレーカーが遮断している可能性があります。 ② テレビ本体、または地上デジタルチューナーの故障 機器の電源コードを一度コンセントから抜き、再度挿し込んでいただくことで改善する場合があります。 ③ 天候要因などによる障害 強風・暴風雨により、一時的な電波障害やアンテナに何らかの不具合が発生している可能性があります。 当社では現地を確認の上、修理等の対応を行いますので、一度お問い合わせ下さい。 |
コンセントのあたりが焦げ臭い気がするのですが、見てもらえますか? |
最近火災原因としていわれる「トラッキング現象」をまずお調べ下さい。 壁のコンセントに差し込まれているプラグが、少しゆるんだ状態で隙間があると、ここに綿ぼこりなどのゴミがたまり、これが空中の湿気などで電気を通す状態となり、発火する現象です。ちゃんと差し込まれているかを確認し、ゴミがあれば取り除いてください。 上記以外にも、コンセントの接触不良による発熱が疑われます。危険ですので、使用を中止してください。 コンセントの経年劣化や使用状況によっては、「表側」の差込口のゆるみ、 「裏側」の配線との 接続箇所で接触不良が発生し、 「発熱→さらに接触不良となる」悪循環によって、 ついには、コンセントが熔けたり、最悪の場合、火災に至る可能性もあります。 コンセント自体の取替などの修理が必要かもしれません。 |